14期声優部本科中間発表会
10月3日/4日、SAG14期声優部本科の発表会が行われました。
まず、当日足を運んでいただいた本当にたくさんのお客様方に厚く御礼申し上げます。
SAGでは毎年この秋の始まりに声優部本科の発表会が行われます。
4月、本科の開講とともに渡された台本。その内容はミュージカルでした。本科生達の「歌」と「踊り」という新たなハードルへの挑戦がはじまりました。
限られた広さの舞台の上でいかに伸びやかに踊り、客席の隅々にまで伝わる歌を歌えるか? 演技だけではなく表現者として幅広いパフォーマンスが要求されます。
半年間・・・ひとつの舞台を作るための時間としては決して短くは無い時間。しかし彼らにとって時間はいくらあっても足りなく感じられたことでしょう。「演技」「歌」「踊り」1つ1つのパフォーマンスとじっくり向き合い追求していく。作品を仕上げるためにはどれひとつとして、おろそかにすることは出来ません。
歌が苦手で音程がうまくとれない生徒。
ダンスが苦手でステップがなかなか覚えられない生徒。
自分自身に腹が立ち、悔し涙を噛み締める姿を何度も見かけました。
基礎科の時には気付く事ができなかった「表現の奥深さ」が今の彼らの瞳には写りはじめているのではないでしょうか。


今回は黒猫と白猫という2つのチームに分かれての発表です、それぞれに異なった演出がつけられ同じ台本でも少し色の違った仕上がりになります。
演出家の意図を汲み、みんなで足並みを揃えて舞台を作り上げることができたのでしょうか? 生徒たちの声を聞いてみたいと思います。
生徒感想
Fクラス
斉藤七瀬
稽古からゲネにかけて色々自分を見失ったり、知らなかった自分を見つけたりと、何かと目まぐるしい日々だったと思います。
まだまだ出来ると思っていたけど、終わってみるとどうでしょう。見事に風邪を引きました
未熟未熟と常々思っていましたが、本当に未熟でまだまだだと言う事を本当の意味で理解出来た公演でした。
それを生かすか殺すかは自分にかかっています。忘れず、初心に戻り今の自分を見つめて、終了公演に望みたいと思います。
新濱卓
自分が思った事は、思うだけでは他人に伝わらない。言葉や身振りのコミュニケーションが無ければ伝わらない。しかし、自分が伝えたい事が100%他人に伝わる事はない。それは、他人にもそれぞれの思いがあるからだ。思いによってフィルターがかかる。だが、伝わらない事で伝えようとする行為を怠ってはそれ以上先には進まない。理解する為のコミュニケーションこれが大事である。芝居も同じ。今回は皆と発表が出来てよかったです。
小山内哲也
今回の発表会は学んだ事が多すぎて正直書ききれません。
演出の岡本先生には何度も同じダメ出しをして頂き、仲間にもアドバイスをもらいました。
理屈ではわかっていても実行出来ない歯がゆさが多々ありました。
発表会を終えて未だスッキリしない所があります。
ただ今回学んだ事を決して忘れず、体に染み込ませ進歩していきたいです。
最後に一緒に芝居してくれた仲間にありがとう。
斉藤奈津美
息続かない。集中出来ない。動けない。ないない尽くしで始めた苦し紛れのネコで、変えたいのに変わらない。表情動かない。仲間になれない。次から次へと新しい課題が重なって、ほんっと何にもなくなる!ってもの凄い焦りました。
自分の役と向き合えた2週間前ない時の『あの経験』は多分一生忘れない。
本当に沢山笑ったし楽しかった。けど同じだけ泣いたし辛かった自分の未熟さをまた感じました。
富永千博
本科中間発表が終わりました。みんなで行き詰まってケンカして、私自身は泣いてばかりで自分でも「ヤバイなあたし・・・」と自分で自分がうざったいと思いました。
ただ、終わっちゃった。と惜しむくらいあのメンバーでいて楽しかったです。
終わりの始まり。次に向けても自分磨き頑張ります。
新川絵美
今回終えて感じたことは第一にアンサンブルの難しさでした。猫同士の関係性やセリフのテンポ当たり前のことを表現するのが大変だということ。
そしてずっと一匹のネコをその舞台の始まりから終わりまで生かさなくてはいけないのに、それが本当に難しいことで意識をしっかり持っていたいと思いました。
今回わかったこと、出来なかったこと、甘かった自分を知って次に向けて向上していきたいと思います
石川沙織
パワーだけじゃ芝居はできない。でもパワーが無いと舞台には立てない。舞台に立てないと芝居はできない。あわわわわ。いろんな勘違い、頑固な私、人間関係。いろいろ浮き彫り。わわわわわわ。
羽鳥淳子
今回私は幸運にもシングルキャストとして両チームに出演し、本番を四回という貴重な体験をさせていただきました。
ミュージカルという新しい分野を学ぶうちに、ダンスや歌はもちろんのこと、舞台上でいかに集中力を持続するかなど、多くの課題が見つかりました。
全ての課題がクリアできたかは…言わずもがなですが、これを踏み台に精進していきたいと思います!
松本麻衣
芝居も満足に出来ない私達が、ミュージカルに挑戦…。アンサンブルとして舞台に立つ事、即ち台詞が無い所で如何に役として生きるか…考え抜いて演じたはずが、「本当に全力で役に向き合えた?」と聞かれたら、「YES」と答えられるか…今は正直分かりません。でも、得る物もありました。「芝居はコミュニケーション。」独りではなく、話し合って芝居を作るようになってからは、本当に楽しかった。今回の舞台を何とか乗り切れたのは、仲間が居たから。感謝の気持ちを忘れず、自分の課題を次に繋げて行きたいです。
織田寛史
人生初のミュージカルは楽しい思た。やっと踊るんも歌うんも芝居するんも好きなった。
ほな何が出来たか。何か残せたか。皆無やったなぁ思う。
お客様の反応も正直なら、役者の表現力も正直や思う。
アレが今の限界と現状。
本気で挑んで、真剣に向き合ぉて、全力で演ってアレなんや。自分の無力さに嘲笑けてくる。
稽古で培ぉた読解力も想像力も結束力も、本番では何一つ表現できなんだ…
う~ん、これからどないしょう。
柴田英実
幕が降りた直後、マラソンを完走した際と似た感覚を覚えました。
発表会という、レースをスタートしてから紆余曲折、色々とありました。
何度リタイアを考えたことか。
でも
意地と根性と体力に、悔しさや舞台にあがれる喜びなどを補給しつつ最後まで走りぬくことが出来ました。
その間に学んだこと、感じたことはひととして、役者としての自分に糧となると信じています。
須田昌宏
初めての女形、もといおかま、なにもかもが体当たりでした。まず動きをやわらかくと必死になった半年間でした。多少それらしい動きになった部分もありましたが、そればかりに気を取られ、全体としては台詞も動きも中途半端になってしまった気のする発表会でした。しかし、今回一つ新たな自分を開拓するいい機会になりました。今回の反省をふまえた上で、次のステップに進めるよう、基本に忠実に日々精進してゆくのみであります。
河本藍海
今までで1番考えること、悩むことが多い発表会でした。演じるということ、自分自身のこと、信じるということ、楽しむということ…。正直、ぐちゃぐちゃになりました。自分の愚かさが恥ずかしい。「しっかり」と「丁寧」は違うし、「力を抜くこと」と「パワーが無いこと」は違う。言葉に出来ないことがある。
それが今回学んだことです。
下釜千昌
猫を終えて…
2週間くらいたっても夢に見ましたー。どんだけうなされてんだ自分っ!!
今回の公演は今まで初めて、緊張で涙が出た公演でした。
自分でもビックリです。
ちっちゃい発見がいくつかあって、リアクションの取り方だったり脱力して吐くセリフだったり。足りない部分もたくさん気付きましたが、自分にとってプラスになる気付きもあったので、これを糧に次も頑張ります!!
関谷かおり
中間発表が終り思う事はしっかり基本を身につける事の大切さを叩き込まれた事です。
基本が出来ている気でいた自分が恥ずかしくこれからはもっと自分に勝をいれ「基本+α」な自分を手に入れていきたいと思いました。
小川和美
今回、私達が演じたのはミュージカルと言う事で、基礎科でやってきた4作品と違い、演技だけでなく歌とダンスも有り、これまで以上に体力のいる舞台だと感じました。
歌や振り付け、演技に関しても不安が有りましたが何とか無事に終える事が出来ました。
しかし、本番が終わってから多くの場面で「ああすれば良かった」と思い出して後悔しました。
この後悔を残さないよう、卒業講演では演じていきたいです。
江並奈菜
今回はミュージカルという事でどうすれば観ている側に楽しんでもらえるのか?自分たちはどのように映るのか?それが一番気になったことでした。本当に観ていただいた方に感謝。といった気持ちでいっぱいです。
自分を客観視出来るようになりたい!
















大きな事故も無く、4回行われた公演はすべて満員御礼。桟敷、立ち見もでる盛況ぶりでした。半年間、供に成長してきた「役」とのお別れに切なさを感じながら、すぐに彼らの新しい挑戦が始まります。SAG生として最後の舞台、来年3月の「修了公演」への時計はもう進み始めているのです。
「演じる」難しさ「歌う」難しさ「踊る」難しさ、今回学んだ事は何一つ無駄にならずにこの先、活きていくことでしょう。
TEL:03-5310-3535 FAX:03-5310-3838
MAIL:sag@actorschool.jp
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