SAGレポート

14期・俳優部基礎科・声優部基礎科合同発表会
『シェイクスピアレッスン』

2008年12月17日、18日、19日の3日間にわたり俳優部、声優部の基礎科による合同発表会が行われました。演目はシェイクスピアを題材にしたオリジナル作品。「マクベス」「ロミオとジュリエット」をはじめとしたシェイクスピアの名作の名シーンをダイジェストで演じていきます。
『戯曲』
戯曲とは演劇の上演のために執筆された脚本や上演台本で「文学作品」です。SAG基礎科の生徒達が今回は「劇文学」に挑戦いたしました。
役者を志す者ならば一度は必ず触れ合うであろう作品シェイクスピア。今まで数え切れないほどの役者達が演じてきた名作を生徒達はどのように感じ、演じたのでしょうか?

生徒感想

Sクラス

長谷部直人
今回はとても刺激的な舞台で、今まで生きてきた中でこれだけ全力で取り組んだ事はありません。全力でやりすぎて本番前に倒れたりもしましたが、それだけ振り絞って稽古をやったんだと、本番では自信持ってお芝居できました。お芝居は観客のために、相手役のためにやる。今回はそれを強く感じる事ができました。
森壮史
俳優部初めての発表会、また声優部と合同で人数も多く、日頃と違った緊張感でした。
講師や仲間から、稽古・本番ともダメ出しされましたが、演じる楽しさも難しさも味わいつつ、でも一歩以上は前進したと思います。
林希美
私には初めての舞台でした。舞台はとてもエネルギーを使うものだと実感しました。今後の課題も見え、次につなげていけたらなと思います。他のクラスとの交流もでき、とても良い経験になりました。

Aクラス

鳥原美紀
今回、発表を終えて思ったことは…
北島先生、ありがとうございました!です。
私達Aクラスは、他のクラスとは違い…考えが甘く怒られっぱなしでした。でも、北島先生は口では悪く言っても、本当はすごく優しくて、それが身にしみて涙しました。何だかんだ言っても、最後まで私達を見捨てないでご指導下さった事、感謝しています!
古山睦子
今回の公演は「セリフ」がテーマで、演技者がどんなコンディションでもその台詞の音を出せば自然と心がついてくる。まずは「しゃべる」ことが大切と講師の北島先生は仰っていました。 「しゃべる」とは人間になること。題材がシェイクスピアで言い回しが現代風ではないところにも苦戦し、なかなか思った通りに出来ないことにも焦り、北島先生にも沢山指導いただいて本番では全体で心を一つにすることを目標に頑張りました。 観に来てくれたお客様、ご指導いただいた先生にとても感謝しています。 ありがとうございました。
三角愛美
私は今回の舞台で、自分の出せる精一杯の声を出しました。それは、先生のおっしゃってたパワーを使うというこなのかなと自分なりに考えた結果です。そのパワーを出すことで私はお腹から声を出すことを身に付けられたのではないかと思います。毎回思うことは、本当にチームワークが大切で、お互いの意見の言い合いや他のクラスの同じ役の方からのアドバイスや刺激などを受けることで一つの舞台を作っていく楽しさが生まれてくるのだと実感しました。
練習の時期は辛いことも多々ありましたが、公演中や公演をやりきった時は本当に頑張ってよかったと思いました。
今回も本当に今後に役立つことを学べた舞台だったと思いました。
松原安希
役を頂いた時、正直何故私なのかと疑問に思ってました。でも終わった後この役を演じられてよかったと思いました。まだまだ全然納得するような演技ができたわけではないので、今回のことをいかして次に進みたいです。
宮城大資
今回の発表会で自分の成長度合いの低さがはっきりわかりました。例えば、大事な所でかんでしまったりと滑舌の悪さだけでなく、精神面の弱さもわかりました。
しかし、前回2つの発表会ではわからなかった実力はどうであれ、全力でやった時(今までのものも手を抜いていたわけではないのですが・・・)の清々しさというか気持ち良さを味わう事が出来て本当に良かったと思います。
基礎科の発表会は修了公演を残すのみとなってしまいましたが、ここには書ききれない今回学んだ事を活かし、恥ずかしがらずに全力で取り組んでいきたいと思っています。
地曳真郁
今回は台詞を音にして伝えるということが一つのテーマであった 一番感じたのは台詞自体が持つ音色を、自分という楽器を通して音にする難しさ
声支えるということ
台詞をデリケートに扱うことを学んだ発表会だった
豊嶌聡志
大変だったけど、中身の濃い充実した時間を過ごせました。過去二回の発表会とは明らかに違う経験、手応えが得られ、キタさんこと北島先生には感謝、です。表現することの悦びを再認識できた時間でした。
横井智樹
今回の発表会は自分の課題を浮き彫りされました。レッスン中からずっとダメ出しをされ、途中で心が折れかけ、演技が楽しめなくなる程でした。でも周りの仲間達のおかげで本番直前ぐらいに楽しむ事を思い出す…、って言うのも変かもしれないけれど、楽しみながらできる様になりました。まず、自分が演技を楽しまないと、それを観ている人も楽しめないですよね。今回の発表会で浮き彫りにされた課題をクリアして、観ている人も自分も楽しめる演技をできる様に頑張ります。
西潟友美
『見る、聞く、話す』
難しさを再度実感した発表会です。
小さな発見が幾つかあり、躓いた時は、初心に戻って自分と向き合うこともできました。
でも最後に思うのは。
表現<演じる>すること好きなんやなー。楽しかった!
小林悠希
セリフを大切に。この言葉の意味を、私は今まで分かったような気になっていました。
でもこの一見当たり前で簡単に思えることが、実は盲点で且つ難しいことなのだということに漸く気付けた気がします。
林佳世
初めての声優部と俳優部全員での発表会でした。
今までは自分のクラスの数人のグループでの発表だったので、今回は「人数の多さ」や「今まで話した事もない人と共に演技する」という思いにビビってましたが練習していくうちに大勢だからこそ出来る素晴らしさや楽しさが見えてきました。
練習中には自分の出来なさ等で「やっぱり私には演技は向いてない」と凹む事が多々ありました…というか凹む事しかなかったのですが、発表会の3日間は楽しくって「やっぱり止められない」と思いました。
森田大樹
とにかく見て欲しい!楽しんでもらいたい!その為にもっと芝居が上手くなりたい!
三回目の発表を終えて一番強く感じました。
相手役のへ本気で台詞を投げて、相手がそれを受け止めて本気で返してくれる。
その積み重ねで芝居が成り立っていく。
それがお客さんに真っ直ぐに伝わったら、こんなに嬉しいことはないと思います。
自分もそんな役者になりたいと心から思いました。

Bクラス

田邉準人
今回初めてシェイクスピアの作品を演じました。シェイクスピアは堅い作品なんだろうなとイメージしていました。でも実際はイメージしていた物ではなく、気持ち良く演じることが出来ました。
中根宏允
今回自分としては初めて舞台上で動く役でした。演じるって楽しい!と改めて思えた発表会でした。ただ、まだ声を飛ばせなかったり色々と気付いた発表会でもありました。今後は気付いた課題を自分なりのペースで消化し、確実に身につけていこうと思います。
濱渦英稔
今回の発表会で思ったことは、自分には相手にセリフを渡すパワーもなければ、見ている人を驚かせることも出来ていない事を実感しました。また、セリフの大切さを知り演技をすることが楽しいと思いました。

Cクラス

石田夕理
私は今回希望の役を演じることが出来ず、その役を演じている人を見る度に悔しくて羨ましくて情けなくて稽古場で号泣する日々でしたが、その中で新たな目標も出来ました
演劇が出来る今の環境に心底感謝します
柴田紗綾佳
今回の発表会で学んだことは、自分で限界ラインを決めてはいけない事です。
今まで生きてきた上で苦手な事や、練習においてなかなか出来ない事を『自分には無理』と決めては絶対に出来ないまま終わるけれど、逆の意識を持ち続ければ何とかする方法がいくらでも見えてくるんだと気付きました。
柴崎祥
いかに自分がセリフを楽にしゃべっていたか。いかに言葉という生き物に対して「慣れ」ていたか、そしてそれに気付かなかったか。
だが、確実に言えることは、より芝居を好きになったということ。
三浦由貴子
「まっすぐ喋ればいい」という一言に悩まされ、気付かされ、必死になれた数ヶ月。
先生の上腕二頭筋にばかり目が行きました。
私も体を鍛えよう。
井上隆典
この舞台に立つまで、演じる際はいつも気持ちを作って望んでいましたが、声のパワー、ブレスの取り方で気持ちを引き出せる事に気付きました。
普段の発声練習では使わない声も必要とし、練習方法の改善とこの感覚を忘れないようにしていきます!
凄く楽しかったです!ありがとうございました!!
川辺俊介
自分の腹じゃシェイクスピアのセリフを支えられない。
それが悔しくて発声練習の量を増やしました。
セリフを支えれたかは分からないけど、本番は全力でやれた。
「難しいけど、楽しい。もっと芝居がしたい。」
そう思えた発表会でした。
永木葉子
台詞をしっかり観客に伝える。大事なことだと納得しながら、まるで分かっていないことを体感しました。悔しいことが山程ありました。もっともっと上手くなりたい、もっともっとパワーが欲しい!!
金澤千恵
前回の発表会でもたくさん悩みましたが、今回もたくさーん悩みました。
演技のこと。自分のやりたいこと。私はお芝居することが好きなのか。改めて考えるちょうど良い機会になりました。
はっきりした答えはまだ出ないけど、楽しいなって思えました。楽しいって感じること。これも貴重な収穫!


よく「舞台はやみつきになる」と言いますが、今回の発表会の終演直後の生徒達の顔を見ていると本当に達成感を満喫した良い笑顔が多く見られました。この発表会で「演じることの楽しさ」を皆、再認識したのではないでしょうか。芝居は見てもらってナンボのものです。この先も彼らの演技が多くの人の目に映ることを期待したいと思います。

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