14期俳優部基礎科修了公演「酔・待・草」
2009年2月27日(金)
小雨の降りしきる中、SAG14期俳優部基礎科の修了公演が初日を迎えました。
公演…お客様からお金を頂戴して演劇を観ていただく。舞台監督、音響、照明、見渡す場所にいるスタッフはすべてプロフェッショナルの職人さん達。
その輪の中で1つの作品を作り上げる。
SAGは養成所です。ここには教える立場の人間と、教わる立場の人間がおります、しかし一度舞台の幕が上がってしまったら、そこはもう、そこに立つ「役者」たちの世界です。
原作者の、演出家の求める世界にどれだけ近づけるか?修了公演の舞台に立つ生徒達は、この瞬間、生徒ではなく一人の役者になっていました。
1年前、なりたかった自分。
まだまだ遠く及ばないながらも、夢に向かって進んでゆく人間のエネルギーはとても輝いておりました。
SAG6つ目の本気“生徒の本気”、確かに見せてもらいました。
生徒感想
保志菜都紀- この一年間は、私にとってとても内容の濃い一年でした。それに、講師の先生方を始め、たくさんの方にお世話になりました。人との繋がりの大切さを改めて感じました。
SAGでは、お芝居の基本である『台詞』の大切さ、『ブレス』の必要性を学ぶことが出来ました。その反面、自分が今までどれだけ意識・努力を怠っていたのかと痛感しました。これからは考えを改め、志しを高く持ち、自分のレベルを高め、夢を叶えて素敵な役者になろうと思いました。
北島先生にお会いできて、本当によかったです。ありがとうございました。
この一年間、本当にありがとうございました!!
佐藤杏子- 「しっかり息をする」、「まっすぐ立つ」、「きちんと喋る」に、SAGで学んだことはこれからの人生での教訓になりました。一見簡単なことのように思えますが、そうではないのです。日常であり非日常の世界を作らなければならない演劇はいくらかみ砕こうとしても難しいのです。修了公演では学んだ集大成をたくさんのお客様に見ていただけて本当に嬉しかったです。6人という少ない人数と少ない期間、出来映えとしてはまだまだ悔いが残りますが、悔いも次に繋げ、更に上をめざしたいです。深すぎてまだまだ抜け出せそうにない演劇の世界への入り口がここで本当に良かったと思います。
長谷部直人- SAGでの1年は本当に濃い1年でした。本格的に芝居をやりたいと思い上京をし、SAGの門を叩いてから僕の『芝居』に対する考えは大きく変化しました。今までどれだけ芝居を甘く見ていたか、どれだけ楽して生きてきたかを思い知りました。芝居には今まで自分がどういう風に生きてきたかが色濃くでます。人に対してどういう接し方をしていたのか、芝居を見ればすぐに見抜かれてしまいます。まずは日常生活から変わる必要がありました。人と関わる事を面倒だと思わず、色んな事に興味を持つ、たくさん心を動かす。これだけで芝居が変わりました。そして基礎がいかに重要かも身をもって知りました。修了公演では、後半体力がついていかず、しっかり喋る事ができなくなってしまいました…。日常生活と基礎訓練の重要性。このふたつがこの1年で学んだ大きな事です。
森壮史- 修了公演が終え、感じたことは、本当にアッと言う間の一年だったな、でした。
この修了公演で今出せるパワー全開でなければついていけないと自分に焦りを感じ、結末は考えず全開で走り続けることに挑戦しようと思いました。
なぜなら台詞を話すにはパワーが必要、これは北島講師から一年通して教えて頂いたことなのです。
そして、以前よりパワーアップしてると確信しました。
中間発表、修了公演と自分の課題が明確に突き付けられましたが、それを乗り越えるきっかけも出来たと思います。
しかし、これからが演技者としてのスタートなので、演技に対し常に挑戦者であり続けようと思います。
一年ですが、得る物考える事が多い一年でした。
林希美- 約一年の間芝居の基礎について学びましたが、何より感じたことはパワーを使うということです。観客に対しても、相手役にきちんと台詞を届けるにも、とてもパワーがいるのだと実感しました。
中間公演のシェイクスピア・レッスンで台詞にはとても力があることを感じ、とにかく台詞をちゃんと相手に届けることの大切さ、修了公演ではそれぞれの役で台詞をしゃべって、ニュアンスをつけても、パワーが無ければウソを演じていることになるのを感じました。
パワーを使うということは、技術的なもの以前のことだと思いますが、それあってこそ芝居で何かを動かせるのだと思いました。
一年間指導して下さった北島先生をはじめ諸先生方、関係者の方々にとても感謝しています。
尾花尚美- 今回の修了公演では台本の読解力と舞台の上での集中力の必要性を実感しました。台本を読んでもキャラクターがつかめず何度悔し泣きしたことか…。きっと、台本を読んだつもり、集中したつもりと自分を甘やかしていたのかも知れません。今回失敗したことは繰り返さないように次のステップに進めるよう精進します。










最後になりましたが当日、お足元のよくない中、劇場に足を運んでくださった、大勢のお客様、本当にありがとうございました!お客様の存在が彼らを大きく成長させてくださいました。
そして、生徒を役者として接してくださったスタッフの皆様、北島先生、本当にありがとうございました!
来年も、また宜しくお願い申し上げます!
〒167-0043 東京都杉並区上荻2-4-12
TEL:03-5310-3535 FAX:03-5310-3838
MAIL:sag@actorschool.jp
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