SAGレポート

火曜レベルアップクラス修了公演「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」

2014.3.14

2月18日(火)、火曜レベルアップクラス(声優部週1日コースの2年目クラス)による修了公演が行われました。

家族をテーマにした物語に挑んだ今回。
クラスの仲間と共に、家族のきずなを表現できるか挑戦だったと思います。

子供を気遣う親。反発しあう兄弟。妻に疑いをもつ夫。家族を繋ぎ止めようとする子供。
上辺の関わり合いをしていてはお芝居が成立しない脚本。他者との関わりあいを密にする。信頼しあう。だからこそ普段接しないクラスメイトとも積極的にコミュニケーションをとり、芝居以外の時間も仲間との関わりあいを真剣に取り組んでいたと思います。

公演を終えたレッスン生に感想を聞いてみました。

レッスン生感想

内藤瑞穂

養成所最後の公演。子どもっぽい私がお母さん役なんて…。
結婚もしてませんし、子共も産んでませんし、なにより不倫なんてそんな不純な…。

私は見た目が年齢よりも上にみられることが多いですが、中身が子どもなので『発する音(言葉)が子どもっぽい』や『早く素敵な大人になりなさい』と、この一年間いろんな方に言われ続けていました。ですから、お母さん役はとても不安で本当にどうしたらいいかわからなかったです。

私はまず自分の価値観で考えるのをやめました。
ナミコは私と考えが全く違うのですが否定をしたって仕方ないです。
私は自分が経験をしたことがないことを否定しがちです。だから『もし私に◯◯のことがおきたら。』と考え、自分のまわりにおきかえて考えたりしていたら『あぁ。人間って実際こういうものかもな。』と思い、ナミコの気持ちがとてもわかるようになりました。

このお芝居と出会ってから自分自身の考え方もだいぶ変わりました。
また、クラスでも一生付き合っていきたいと思う仲間と出会うことができました。
私を支えてくれて本当にありがとう。この気持ちをこの公演を一生忘れません。
この公演をこれから出会うお芝居につなげます。素敵な大人になります。

瀬川亜美

公演を終えた瞬間、後悔の気持ちしかありませんでした。
自分の集中力のなさを痛感したからです。

公演を終えた翌日からも、もっとあそこはこうするべきだったのでは、もっと"ほしみ"を大切に出来たんじゃないか、私のテンションひとつで舞台のテンションを下げてしまってはいなかったかなどすごく思い悩んでいました。

しかし、そんな反省の気持ちも含めて、役が決まってから約半年間"ほしみ"として皆と共に生きる事が出来て、本当に幸せでした。
家族からの愛を一身に受ける幸せ、それに答える事のできる幸せ、愛するという幸せ、支えてくれる人達がいる幸せ、沢山の愛と幸せを感じる事が出来ました。

最後の長台詞、最初のうちは皆の心に何も響かせる事が出来ていなかったけど、当日の皆の涙は本当に本当に嬉しかったです。ありがとう。

真田つばさ

時間があるようでなかった稽古期間。
週1回の稽古だけでは絶対に足りませんでした。

たくさん壁にぶつかりました。人と人とのぶつかり合いもありました。
思うようにできないことが多すぎて、とにかく悩みました。
出来ないこと、これから直していかなくてはいけない課題が、稽古を重ねる度にたくさん見つかりました。本番までに克服できなくて悔しかったところも、たくさんありました。
そんなたくさんの想いや経験を得た公演になりました。

自分の欠点と向き合うことは本当に怖くて、だけど向き合わなければ目の前にある壁を超えることができない。先へ行くためにも、もっと自信を持つためにも、自分の出来ないところや悔しい想いや弱い部分を認めて向き合うことが重要だと思いました。
あとは人に見てもらうこと。意見をもらうこと。そして、自分でも客観的に自分を見ることが出来るようにならなければと強く感じました。

今回得た様々な経験を、今後の活動の糧にしていきたいと思います。
諦めず、逃げないで、ひとつひとつを克服しながら先へ進んでいきます。

週1回というペースで作り上げた舞台。必然的に稽古以外でも皆で集まって自主練習をしていました。
仲間全体で練習時間を合わせることに苦戦し、仲間を恨んだり喧嘩をしたり。それでも許すところから始めなければ稽古は進まない。何度でもやり直し、自分の気持ちを切り替えて・・・腐っている暇はないのです。週1回のクラスですから。

最後に、火曜レベルアップクラスを担当していただいた伊藤栄次先生、演出助手木下章嗣さん、ご来場いただきました多くのお客様へありがとうございました。

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