SAGレポート

声優部火曜レベルアップクラス 修了公演『Android物語』

2017.4.8

声優部火曜レベルアップクラス 修了公演『Android物語』

3月19日(日)松濤アクターズギムナジウム地下1階OMEGA TOKYOにて、声優部火曜レベルアップクラスによる修了公演が行われました。

題材は、『Android物語』。
今ではないいつかの未来、アンドロイドと人間が共存する世界の物語。

大切な荷物と笑顔を届けるアンドロイドのお話「Delivery Android」
亡くなった最愛の人のアンドロイドを作ろうとする人間のお話「Human Android」
ふたつのお話から構成されています。

要所要所に歌が組み込まれており、今までのSAGにない、ミュージカルのような新しいタイプの舞台となりました。

演出をしてくださった浅井先生、音響照明を担当してくださったスタッフの皆様、手伝いに入ってくれたSAG生、本当にありがとうございました。
Jクラスの皆様、お疲れ様でした!

お忙しい中会場に足を運んでくださり、温かい声援をくださった多くのお客様に、心より御礼申し上げます。

声優部火曜レベルアップクラス 修了公演『Android物語』 声優部火曜レベルアップクラス 修了公演『Android物語』

レッスン生感想

声優部火曜レベルアップクラス 修了公演『Android物語』
声優部火曜レベルアップクラス 修了公演『Android物語』
声優部火曜レベルアップクラス 修了公演『Android物語』
声優部火曜レベルアップクラス 修了公演『Android物語』
声優部火曜レベルアップクラス 修了公演『Android物語』
声優部火曜レベルアップクラス 修了公演『Android物語』
声優部火曜レベルアップクラス 修了公演『Android物語』
声優部火曜レベルアップクラス 修了公演『Android物語』

齊藤 輝

今回の公演では、一部キャスト変更があり、前は、接客に大切な『笑顔』を見せる役でしたが、逆の一切笑わない『無愛想な役』へとなりました。

メインから外れたため、一部のキャストの皆さんには宣言していましたが、あるのなら助演男優賞を狙って演じました。目標を持つことは大切だと思います。

某rap番組から生まれた歌でこんなことを言ってる人がいます。
『牛丼屋のカレー、蕎麦屋のカツ丼、バナナワニ園のレッサーパンダ、ダークナイトのジョーカー、ブラックレインの松田優作、時として主役を食っちまう』

主役がいるから自分達が成り立つし、主役より魅せる名脇役になれればいい。
この立場になると、シックスマンでも良いという感じではありました。

遅すぎる課題ですが、役を保ちつつ声を大きくすると、怒ってるように聞こえてしまう、ということでした。
後ろまで聞こえる通る声で演じるのは、自分には難しそうです。

虻川 絵梨佳

講師の方と毎週レッスンがある訳ではなく、しかも限られた時間しか取れないという状況は精神的に大きな負担になりました。

またこれまでの作品と違い、舞台上で2つの場面を同時に表現する、シュプレヒコールの多様など何処か二次元的な演出が多く、その場でどんどん変わっていく演出方法に慣れるまでは付いていくのがやっとの状態でした。

今後ミュージカルや2.5次元舞台を経験する可能性は限りなく0に近いです。

その為、今回の様に「自分がどこに立ったら全体が映えるのか」「1つの舞台上でどう芝居をすれば複数人の現在や過去を表現できるのか」など、細かい演出の元に綿密に作り上げる舞台を出来たのは、またと無い良い経験だったと思います。

今後また舞台を踏む時には、今回の公演から得た物をしっかりと活かせる様努力します。

北澤 宙

講師の浅井さんと、事務局の皆様に支えられて、無事に公演を終えることが出来ました。

幕が上がって、しっかりと閉じれたことが、これほど感慨深い舞台もありません。

モチベーションや向き合い方の違いで、事務局の皆様には大変胃の痛い思いをさせてしまったかもしれませんが、お蔭様で無事終われました。
本当にありがとうございました。

公演を通じて、改めて、人を活かすにはどうすればよいか、どう立ち回れば、座組みが快適な環境で芝居に打ち込めるかを、より意識できるようになりました。

芝居を行うにあたり、外から見たとき、未熟な点はあれど、まず自分達が楽しまなければ、いいものにはならない。
浅井さんからの借り物の言葉ですが、まさにその通りと思います。
まずは楽しむ。人のテンションは下げない。そしていいものを作る為、切磋琢磨する。
今後、どんな現場に行っても大切になる、大事なことが学べた公演でした。

改めて、浅井さん、事務局の皆様、本当にありがとうございました。

佐藤 匠

今まで歳相応に見られず、初めての人には驚かれる22歳ですが、今回は今まで以上に歳上の役をやりました。(作品最年長の役)

設定では歳の差15歳以上あり、どうしたらその年代に見られるか、どうしたら教授として生きていけるか。
そして、愛する人を失くした人間が迷走する物語を生きて行けるか、若いながら考えました。

稽古回数が少ない中、メンバーが自主練習で集まり、試行錯誤しながら、作りあげることができました。
このメンバーでなければならない作品だと思いますし、同じものはできないと思えるくらい素敵な作品だと思います。

そして演出は僕の年齢を知らず、最終日に驚いてました。

ある意味嬉しかったです(笑)

声優部火曜レベルアップクラス 修了公演『Android物語』

声優部火曜レベルアップクラス 修了公演『Android物語』

一覧に戻る

Copyright©2003-2017 LEOPARD STEEL附属俳優・声優養成所 松濤アクターズギムナジウム All rights reserved.