SAGレポート

「俳優部本科主催ライブ Show Time Shoto」レポート

2012.7.11

6月30日土曜日
SAGの地下ホールOMEGA TOKYOにて俳優部本科主催のライブパフォーマンスが行われました。結果から言いますと、無事終了致しました。
しかし1人1人が自分自身に課していたクオリティーを達成できたかは、また別の話。
楽しかった〜〜!という思いよりも、もっとやれたんじゃないか、ここはもっとこう出来たかもしれないという悔しさで泣いてしまう生徒も。
人の前で歌を歌うこと、パフォーマンスを見せることがどれだけ難しいことか。そして改めて思い知った自分の体力と肺活量のなさ,技術の乏しさ…。
さまざまな思いがあると思いますが、必ずこの経験は次に生かせるはず。いや生かさなければいけません。

俳優部本科

★まずは、レッスンの一部として今回のライブに参加をした俳優部本科4名にコメントをもらいました。

小松 佑大

自分しか見えてないと何度も怒られ、本番直前まで殻に閉じこもってました。
ただ本番中は変化が。ステージからお客さんの顔を見て、裏でも反応を聞き後の表現に活かそうとしてる自分がいたのです。
完成度は低かったと思いますが「人のために魅せる」意識が確実に芽生え成長できました。早く映画と舞台で活かしたいです。

山田 隼平

舞台上での細かい立位置、裏にいる時どんな準備をしてどんなことに気を配るか、事前に把握しなければならない事柄を全然準備できていなかった、完全に自分のキャパシティ不足、反省です。
が、客前に立つという点で色々成長した所もある。一年前僕は、お客さんの前だと恥をかきたくない、飾らなければいけない、格好いい自分を見せなければいけないなどと思っていました。その結果、お客には何も伝わらない。
違う、大事なのは「自分」でいること。今までの舞台と違い今回はほぼ自分でいることが出来た。その結果がダメであるなら、あとは、自分磨きを頑張ればいい。
うん、頑張ります。

竹腰 祐実

今回のライブは色々と準備不足な点が多く、タイムマネージメントの仕方を見直すきっかけにもなりました。
自分の成長という意味で変化を感じたのは、今回のライブでは、緊張やプレッシャーに負けずに、お客さんのこと、お客さんの笑顔を一番に考えてステージに立てたことです。
この感覚を忘れずに精進していきたいと思います。

板坂 尚紀

ステージに立つ覚悟といいますか、そういうのが全く足りてなかったなと思いました。照明、音響さんに対するプランニングからなにから、自分達で考えたアイディアを自分達だけで楽しんでいて、それを実現する為にはどうすればいいかというのを、現実的に考えられていなかったなと。ライブをする機会はもうないかもしれませんが、今回の反省をいかしていこうと思います。

俳優部基礎科

★続いて、有志として参加した俳優部基礎科にコメントをもらいました。

大野 亮

実は、招待したお客様からライブ後に苦言を頂きました。
「内部生ばかりで、アウェー感があった。また、出演者に照れが見える。」
的確です。ステージに立ち、観客とパワーを交換し合う感覚は病みつきの楽しさです。盛り上がったことは否定しません。でも、所詮内輪です。荻窪はスタート地点です。もっと大きくなりたいと思いました。

平野 尚

自分のダメさを改めて感じた。
最初の目的を完全に忘れてしまっていた。お客さんに何を伝えたいか、何を持って帰って欲しいかがブレブレになって、お客さんに見せる程じゃないものになってしまった。13人がばらばらに見えた。あとは、すごく練習不足だった。

上蓑 佳代

当日、体は正直でした。声が出ない、動きもぎこちない、客席を感じ取る余裕もない。何故そうなったのか。どう魅せたいかイメージが出来ていなかったからです。とにかく想像力が貧困、甘すぎました。
結果客出しでの感想は外見のことばかりで歌に触れる人はゼロでした。悔しすぎる。表現するにあたっての覚悟が変わりました。

中島 聡美

ライブを終えて、体調を崩しました。レッスンやバイトの合間を縫っての練習。
6月は丸一日フリーな日はゼロ。
忙しくて練習参加出来ないとか嫌だし、やるなら真剣に取り組みたい、でも削られていく体力。歌いこみ足りないけど、時間と体力が。。。スケジュール&体調管理の大切さを痛感。
でも、楽しかった!

坂崎 雄哉

今回ステージに立たせていただいて、此処に書ききれないほどの変わったことがあったように思います。
自身については、パフォーマンスを作る上で、綺麗に踊れたら完結ではなく、楽しませる、という付加が如何に大事か感じました。
仲間内でも、結束が強くなりました。
反省も多いですが、今後に大きく活かしていきたいです。

石井 竜太郎

今回のライブで僕は、ただ自分達が楽しんでやるだけではなく同時に観てもらい楽しんでもらう、何かを感じてもらうという役者を目指す上で大事な事ができませんでした。そして、自分の表現がどう観えるのか?を考える事を改めて学びました。反省点ばかり残りましたが、今回学べた事を無駄にせず今後プラスにしていきます。

小原 秀和

まず最初に、あのステージに立たせてもらったことに感謝します。
ステージに立って、練習とは味わえない緊張感をもらいました、本当にありがとうございます。
あの空間にいたことによって、自分がまだまだなんだと思いました、プロとしてやる自覚、そういうものが直に感じ、このままではいけないと思います、もっと人を魅了する、プロとしてのプライドをもつことを決心しました。

田中 龍彦

最初にこの話しを頂いた時、正直出来る自信はまったくありませんでした。
しかし熱心に取り組んでいくなかで自分の姿を見てもらいたいと強く思うようになり楽しく感じている自分がいました。
パフォーマンスが終わった後ライブに来て頂いた知人の方も満足してくれました。ライブを通して、見せる側に立つことの難しさと仲間の大切さを改めて知ることが出来ました。

河合 隆汰

6月30日のライブ参加が決まり、Rクラスでは幾度も話し合いを行いました。当時はまだ皆、入所したばかりだったわけですが、こういった話し合いをしていく内に、最初は余り話さなかった人とも話す機会がふえました。
今回のライブでは人前に立つ事もそうですが、何より様々な人とひとつのライブを作り上げるという経験が出来たことが、良い経験になりました。

徳田 愛利

このライブで変われたことは、自分の意見を殺さず、しっかり主張するということ、人の意見を最大限に活かす努力をする事です。私の中に大きく残った事実として、悔いの多いステージになってしまったという事。お互いの意見の妥協案が完成形になってしまったことです。次からはお互いの意見を活かしあったステージにしたいと思います。

森田 美紗貴

私は1曲目と有志のMCに出させていただきました。どちらも同様に、練習不足と緊張で、ボロボロになってしまいました。ただそれが自分の実力です。緊張して練習してきたことが全然出来なくなってしまうので、もっと練習して多少緊張しても大丈夫にすることが大事だと思いました。

松澤 優花

6月30日に行われたライブで自分が変わった事は、羞恥心が薄れた事です。
ステージに立った時、自分が恥ずかしがってパフォーマンスをしていたら、お客さんは楽しんではくれない事が分かりました。それを踏まえて、自分の恥ずかしがっている殻を破く事により最大限の自分のパフォーマンスが出来て、お客さんも楽しんでくれるのだなと思いました。これを機会にまずレッスンでは恥ずかしがらず思い切りやろうと思いました。
次の舞台やライブでは伸び伸びとパフォーマンスを出来るようにして行きたいです。

村上 知也

このライブで感じたことも得たものも特に何もありません。
ただ思ったのはもっと自分の世界観でライブをしたい、もっと自分のやりたいライブをしたい、もっといいライブをしたい でもこのライブを作っていく中で自分の目指してる物のゴールが見えたんじゃあないかなと思います。だから僕はそのゴールに向けて走りたいなと思いました。

お疲れさまでした☆

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